耕運機購入と体幹トレーニング
先月、耕運機を新調しました。
父が随分前に購入した耕運機があったのですが、エンジンがなかなかかからない状況になっていることと、もともと父がパワー不足を感じていたと話していたと聞き、思い切って、既存のものよりも良いものを買うことにしました。
耕運機の選択とその理由
耕運機の購入品を検討するにあたり、検討した条件はこちらです。
- メンテナンスを受けやすいメーカーを選択すること
- 所持している耕運機の馬力(約2馬力)よりも強い馬力のもの
- 硬い土地や、笹などが生えている敷地の中の土地の整備ができるように、深く耕すことができるもの
- 畝(うね)が作れるもの
その結果、購入したものはこちらです。クボタのTRS300です。
https://agriculture.kubota.co.jp/product/mini_cultivator/TRS-300/
メンテナンスを受けやすいメーカーを選択すること
父が買って所持していた耕運機はホンダの耕運機 F220 (https://www.honda.co.jp/tiller/lineup/comame/) でした。
この耕運機が故障した場合は、購入したホームセンターに持参する必要があり、その距離も結構な距離でした。また、週末だけしか作業ができないことを考えるとその時間は負担となります。
近所の方々からも、メンテナンスを受けられるメーカーのものを買うことを勧められたこともあり、近所のコメリで現物を見ることができたクボタの製品を候補に挙げました。
2馬力以上で、深く耕すことができる製品
現在、ガソリンで動く製品ではほとんどの商品が3馬力以上であり、馬力の基準はほとんど満たしていました。硬い土なども耕すために、正転だけでなく、逆転の耕運ができるものが良いかなと考え、逆転ができる製品を選びました。
実際に使ってみたところ、逆転の効果は硬い土での耕運に力を感じています。畑Aは2年位積極的な農作業がされていなかったようで、土が硬いところが多く、逆転の機能に助けられています。
欲しかった畝立て機能
畝(うね)とは以下のようなもので、畑の排水性向上などを目的に利用されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/畝
この畝を自力で作ることもできますが、体力と時間がかかります。耕運機では、往復するだけで畝ができるような機能を持っているものがあり、その機能を畑で活用したいと考えました。購入したTRS300でも、この機能を持っていて、簡単に作ることができます。
耕運機による体幹トレーニング
耕運機初心者ですが、耕運機の使用は予想よりも簡単に使用することができました。何よりも、綺麗に耕された後の畑を見るのは気持ちがいいものです。
あれ? 帰ってきてから、あちこち痛いとか言っていなかった?
そうなのよねー。あの身体の痛みだけは予想できなかった。。。
耕運機自体は自走することもあり、力無く進むことができます。汗だくにはなるものの、疲労感が少ないので、日が暮れるまで作業を進めてしまったりします。ただし、歩いている場所はふかふかになった土壌の上。不安定な場所をひたすら歩く作業です。
作業後に襲ってくるのはなかなかの筋肉痛。しかも1週間以上続く筋肉疲労状態でした。
通っているパーソナルトレーニングのトレーナーさんやマッサージの人に見てもらったところ、体幹の耐える筋肉の部分が伸びきってしまうような疲労が発生しているとのこと。上半身では背中の肋間筋付近、下半身では中臀筋の辺りの筋肉がかなりの疲労があり、左膝の違和感も発生していました。これは私があまり筋肉がないため、足の外側の筋肉に頼ってしまっていたからかもしれません。
元々、筋トレをすると、睡眠がうまく取れないタイプではあるのですが、作業日は夜も1時間毎に起きてしまい、ストレッチをしてまた寝るという興奮状態でした。食欲もなくなり、普段それほど食べないお肉を摂取したくなるという嗜好の変化もありました。
ただし、特に肋間筋の付近の効果は抜群で、本人もびっくりする位効果がありました。耕運機の使用に関しては、筋トレ効果を期待してもいいかなと思っています。筋トレ希望の方、耕運機の使用や畑での作業はいかがでしょうか? なかなか鍛えにくい体幹トレーニングができますよ!
耕運機使用経験のある方に伺ったところ、やはり筋肉疲労があるので、初心者は2時間くらいに抑えて、かつストレッチを存分にすることを勧められました。私もこのコメントを参考にして筋肉痛とうまく付き合いながら、耕運機を使用したいと思います。