空き家管理のリアル: 2024年の進捗
ブログの更新がかなり怠ってしまい、早数ヶ月・・・。忙しかったこともありますが、空き家と畑を管理していく中で、試行錯誤の日々を送っておりました。
今回はこれまでの経過と今後について書いてみようと思います。また長くなりそうなので、何回かに分けてお送りします。
2024年の活動状況
空き家の状況
築100年以上の空き家ですが、昭和40年から50年頃に増築された部分があります。よくよく見ると、配電盤のある部屋に雨漏りで天井が壊れている部分がありました。
漏電が起こってもおかしくない状況ということもあり、増築部分の解体を決意し、2024年3月から写真の部分の解体工事を開始しました。
解体工事にあたり、3部屋分と台所やお風呂の片付けを実行。作業面積は狭いですし、少しずつ廃棄していたのですが、それでも大量のものを片付ける必要がありました。
例えば、食器。空き家のある地域では法事を含む葬儀などは自宅で実施し、集落の人達が食事の用意をしてくれて、大勢で食事をする習慣があったため、大量の食器がありました。例えば湯呑み茶碗だけでも2,3種類あり、合計50個以上が食器棚に保管されています。この食器の移動には親戚が手伝ってくれて、全てを別の部屋に運びました。
その他、昭和40年代の冷蔵庫や洗濯機などは近所の電気屋さんに廃棄を依頼して回収を依頼したりと、解体前の作業はなかなか手こずりました。
屋根瓦が足りなくなったりと大工さんにとっても難しい部分が多くありましたが、無事完了。まずは漏電の心配はしなくても良くなりました。
空き家の片付けは皆さんの悩みだと思います。これまでも古美術商さんなどにも買取にも来ていただいたりしていますが、そうそう売れるものはありません。今後も片付け記録も多くなると思いますが、何か皆さんにもアイディアがありましたら、共有していただけますと嬉しいです。
雑草対策の実験
春から秋にかけて悩み続ける雑草対策。2024年は寛大な心も持ちつつ、対応は少しずつ進めています。
今回対応していく中で進展があったのは、畑としての利用を進めることでした。以前ご紹介した畑Dを畑として完全運用して、ジャングルからの脱却に成功しました。畑Dの状況はこちらをご覧ください。
つるとの対峙にはクズのようなつるが出てくるイモを発掘して処分という作業を冬の時期に実行しました。この作業は主に母が実行してくれましたが、こんなイモ上のものがたくさん発掘されています。つる状の雑草にお悩みの方は秋冬の時期にイモの発掘をすることで、次年からの雑草対策が変わりますので、実行されることをお勧めします。
また、れんげ草は雑草対策に効くのかを実験していました。
春にはピンクの花をつけてくれたのですが、まだまだ雑草のパワーの方が強く、れんげ草はそこまでの力は発揮できませんでした。ただし、土埃の舞い上がりは幾分抑制してくれたことは助かりました。ということで、今年も懲りずに、撒いてみようと思います。また、この場所だけでなく、解体のため、広がった土地の部分にも撒いて、土を柔らかくすること、雑草対策にも繋がれば嬉しいです。
その他雑草対策に対する考えの変化
諸々対応はしているものの、特に梅雨ごろからの雑草生育の勢いは凄まじいものがあります。あっという間に緑の世界に変えてしまう雑草の生命力には関心させられます。
これまでは刈払機で早く切らなくちゃと思い、体力と戦いながら草刈りを頑張っていましたが、それよりも、まずは除草剤を使って雑草の勢いを弱めてから、刈払機を使って草刈りをする方針に変更しました。
これは、近所の農家のお兄様に、除草剤撒いた方が楽だぞと言われたことがきっかけでした。また、草刈り業者に刈ってもらう前に、除草剤を撒いておくことで、高さが少し減少し、刈払作業自体が少し楽になったのを見て、方針を変えてみました。
今年の猛暑も凄まじく、刈払作業はなかなか進まないのが現実です。そのことを考えると、まずは除草剤散布することを第一作業としてしていくことは体の負担も少ないと感じました。また、思い切って、外部の業者に頼むことも大事だと実感しました。私は一度リセットのために頼みましたが、体力的負担だけではなく、心理的負担も減りました。
ただでさえ、長期間放置された空き家ですから、雑草の種は多く落ちており、来年もたくさんの雑草が生い茂ることでしょう。でも、次の年は同じくらいか少し減ることを期待して、気長に雑草と向き合っていきたいと思います。
今後の方針
空き家の片付けは膨大であり、実行しているものの、大きく進んでいるとは言えません。とはいえ、今後もコツコツと片付けを実行していきたいです。
まずは書籍と食器の処分を実行したいです。食器は前述した食器棚以外にも蔵にも存在しており、なかなかの量があります。飲食店ができそうな位あるため、使いたい人がいたらご提供したいなぁとも考えています。整理しつつ、今後を検討していきたいです。
これから気候が冬に向かうと、雑草の処分や廃材の処分がしやすい時期となります。敷地内にある伐採した木材の片付けを進めながら、雑草の片付けと雑草対応がしやすい土地を目指して整備を実行していきたいと思います。
さて、先は長い。。。。
ブログ開設当初時に予想していたよりも作業量が多すぎたこともあり、投稿が怠っておりました。そこで、あやねさんにブログライターとして参加していただき、前回、ブログを投稿していただきました。まだご覧になっていない方は是非チェックしてみてください。
時には、私の代わりに進捗を報告してもらうこともあるかと思います。これからもよろしくお願いいたします。